絡まないサラサラのウィッグヘアにするには柔軟剤がおすすめ

 

フルウィッグやハーフウィッグは、毛量が多いのでちゃんとブラッシングをしたり、シャンプーをしたり、自分の髪のように大切に手入れされる方も多いと思います。

 

しかし、大切に手入れしても絡まってしまったり、ボサボサになってしまったりと悩みは尽きないものですよね。そんな時は、ウィッグ専用のオイルスプレーを使うのもいいですが、もっとお手軽に家にあるものでフルウィッグをサラサラにしてくれるのが、柔軟剤を使ったお手入れ方法です。

 

バレバレなテカりの酷いウィッグをマットなつやにするためにも役立つ柔軟剤。この柔軟剤を使った方法とは一体どんなものなのでしょうか?

 

ウィッグをサラサラにする柔軟剤の効果

 

柔軟剤

 

ウィッグには人毛を使った物と人工毛を使った物がありますが、値段の手頃さから人工毛を選ぶ方も多いかと思います。人工毛は化学繊維でできているため、洋服と同じように柔軟剤の効果を得ることが可能です。

 

ウィッグに柔軟剤を使うと、毛に浸透して手触りが良くなり、サラサラになって毛が絡まりにくくなります。また、柔軟剤には、フルウィッグの不自然なテカリを消す効果もあるので、テカリが気になる時にもお試しください。

 

柔軟剤を使って手入れする方法・やり方は?

 

柔軟剤を使う場合は、ウィッグ専用のシャンプーを行い汚れを落とした後に行うとより効果的です。まず、毛の絡まりを取るように、ウィッグを丁寧にブラッシングしてからシャンプーをします。

 

シャンプー後、水気を取ってから、柔軟剤で手入れしましょう。洗面器に水か30℃くらいのぬるま湯を張り、キャップ1杯程度の柔軟剤を入れて、かき混ぜて溶かします。

 

フルウィッグやハーフウィッグを全体が浸かるように漬け込み、30分から1時間程度置いておきましょう。漬け終わったら、水を何回か取り換えながらすすぎ、優しく押し洗いをします。

 

水気を切ったら、タオルの上にウィッグを乗せて、タオルで優しく叩いてタオルドライしましょう。その後は、ウィッグスタンドで自然乾燥するか、ドライヤーの冷風で乾かします。

 

柔軟剤で手入れする時の注意点

 

柔軟剤は、繊維潤滑剤またはシリコンと書かれた柔軟剤を使用してください。その他の柔軟剤では、効果が得られません。柔軟剤を使う時は、手が荒れやすくなるので、柔軟剤をかき混ぜる時にはゴム手袋などを使用するといいですね。

 

ウィッグを漬けておく洗面器ですが、まんべんなく行き渡らせる必要があるので、ロングのフルウィッグの場合などはたらいやバケツなどを用意しましょう。専用のものを作っておくのもいいですね。

 

ウィッグは熱で傷んでしまうので、必ず水かぬるま湯を用意してください。乾燥する時も、たとえ耐熱用のフルウィッグでも熱を当てすぎないようにしたいところです。

 

柔軟剤の量はウィッグの長さなどで調節してください。入れ過ぎても傷むということはないですが、匂いがつき過ぎてしまうかもしれません。

 

漬けこみ時間は一晩くらい漬けておくとより効果的ですが、短時間でも十分なようです。柔軟剤のお手入れで、ずっとサラサラのウィッグを使い続けていきたいですね。