耐熱性のウィッグの使い方、注意点等

ウィッグには、耐熱性のものとそうでないものがあります。ここでは、耐熱性ウィッグの使い方、便利な点、注意点について紹介しますね。

 

耐熱性ウィッグとは

 

メーカーやお店によって違いますが、およそ180度〜240度程度の熱に耐えられるように作られたものが多いです。購入する際に必ずどの程度まで耐えられるのか確認が必要です。手持ちのコテやヘアアイロンを用いて、元の形とは違うウェーブをつけたり、またウェーブをストレートに加工することができます。

 

自分の理想のカールを作ることが出来るので、コスプレ用に用いたり、またアレンジを一工夫したりすることが出来ます。非耐熱のウィッグは熱に弱いので、コテやアイロンを使うことは出来ません。

 

耐熱ウィッグの便利な点、使い方

 

ウィッグをカールにするヘアアイロン

地毛を巻くのと同じ使い方で、熱したコテで毛束を巻いてクセをつけます。地毛と違う点は、耐熱ウィッグの毛は熱せられ、冷ますことでクセがつくのでコテまたはアイロンをあてたあと、毛束をクセ付けした形のまま冷ますと綺麗にクセがつきます。せっかくコテで巻いても、冷める前に解いてしまってはクセがつきませんので注意してください。

 

ウィッグもつかっていくと汚れたり、すすけてくることがあります。もちろん使った後に洗うことも可能ですよ。汚いままだといやですよね。ウィッグを彩う場合はいつも使っているシャンプーや中性洗剤で洗わないようにしてください。

 

とてもデリケートなので、ウィッグ専門ネットショップなどで販売されているウィッグ専用のシャンプーで洗うようにしましょう。ウィッグについてくる付属の説明書を必ず読んで、特別な指示があればそれに合ったものを使っていくようにしましょう。

 

また、ヘアスプレー、ジェルなどの整髪料の使用も可能ですが、ハードジェルなどはウィッグを痛めることがありますので注意して下さい。ハードジェルの場合は素材(人工毛)を痛めてしまうのでツヤがなくなります。ツヤをなくしたい時には使用することでメリットになりますね。ウィッグのツヤをなくす方法

 

耐熱性ウィッグを使用する際の注意点

 

耐熱性とはいえ、火気に直接触れると素材が溶けてしまいます。日常生活で問題になることはまずありませんが、ロングヘアのウィッグを使う場合、手持ち花火や料理等、火を使うときは、普段と髪の長さが違うことを忘れないようにしましょう。

 

また、人工毛の場合はとても燃えやすいです。髪の毛ならば一気には燃えませんが、化学繊維でできていて燃えやすい人工毛ウィッグの時はそのことも頭に入れておいてください。また、コテやアイロンを使う際は機器に触れて火傷をしないよう気を付けてください。

 

耐熱性ウィッグはアレンジの幅が広く、とても便利なアイテムです。上手に使って、お洒落を楽しみましょう!