コーヒーでウィッグを染める「コーヒー染め」の方法

コーヒーでウィッグを染める「コーヒー染め」の方法

 

ウィッグの色を少し変えたいという時に、ウィッグを自分で染めることもウィッグファンなら多いことです。ウィッグには人毛でできたものと人工毛でできたものがありますが、人毛の場合は地毛と同じようにカラーリング剤で染めることができます。

 

そして、人工毛の場合はファイバー(繊維)でできているので、布地を染めるような手順で染色が可能です。染色には布用の染色剤やアクリル絵の具などを使った方法もありますが、もっと身近な食品を使うコーヒー染め、紅茶染めという方法もあります。

 

今回は、ウィッグのコーヒー染めについてご紹介していきたいと思います。⇒激安ウィッグならこちら

 

ウィッグのコーヒー染めはどのように染まるのか?

 

ウィッグのコーヒー染めは、色のトーンを少し抑えたい時、ウィッグのテカリを抑えたい時に用いられる方法です。ウィッグの紅茶染めの方が少し有名ですが、コーヒー染めも同じような効果が得られます。

 

ただ、コーヒー染めよりは紅茶染めの方が染まりやすいようです。ウィッグの紅茶染めやコーヒー染めは、はっきりと色を変えたい場合や濃い色を使いたい時には適していません。

 

そんな時は、ダイロンという染色料で染める方が多いようです。身近な物ですとアクリル絵の具がありますが、こちらは色ムラが出やすいので、注意が必要です。

 

どんな染め方を行うにしても、染めてみない事には実際の染まり方は分かりません。また、ウィッグの材質によっては染まらなかったり、染まり方が変わります。

 

特にナイロン製の物はコーヒー染めでは染まらないので、はじめにご確認ください。コーヒー染めを始める前には、ウィッグの目立たない部分の毛を少量取って、まずは試しに染めてみるといいですね。

 

ウィッグのコーヒー染めのやり方

 

コーヒー

 

まず、1リットルほどの水にコーヒーを鍋で濃いめに煮出します。コーヒー染めは染まりにくいので、コーヒーを飲む時の3倍くらいは煮出しましょう。

 

煮出したら、定着剤代わりの塩を大さじ3〜4杯ほど入れます。コーヒー液を漉して冷ましてからウィッグを全体的に浸かるように入れて、1日くらい置いておきます。

 

漬け終わったら、水でしっかりとすすいでシャンプーやリンスなどをします。最後にタオルと冷風のドライヤーで乾かしましょう。

 

ウィッグのコーヒー染めを行う時の注意点

 

ウィッグは熱に弱いので、漬けこむときにはちゃんと冷ましてから行うようにします。耐熱用のウィッグでも念のため、冷ましましょう。乾燥させる時も熱には当てないようにしたいですね。

 

ウィッグを漬けこむ時にネットなどを使ってもいいのですが、ネットまで染まってしまうのでご注意ください。漬けこむ時に使う洗面器なども、染まってしまうこともあるようです。

 

洗面器などは大きめで全体が浸かるようなものが良いです。漬けこむ間も、ちゃんと浸かっているか時折かきまぜたりすると、色ムラが出にくくていいですよ。

 

最後にシャンプーやリンスをする時、柔軟剤を使う方もいらっしゃいます。柔軟剤はウィッグのケアにいいので、うねりなどが出ないようにケアしておくといいでしょう。

 

定着剤代わりの塩は、酢でも代用可能です。酢にはテカリを抑える効果があるので、両方入れる方もいらっしゃるようです。ウィッグのコーヒー染めは効果は薄いかもしれませんが、ちょっと試してみるにはいい方法ですね。

 

ウィッグ・コーヒー染めの口コミ