ウィッグのテカリ対策 つやを消すいい方法!

やっぱり人工毛ウィッグで気になるのはテカリ過ぎですよね。どんなにいいカットでヘアスタイルもよく整えられているウィッグでもテッカテカに光っていると、あまりにもバレバレすぎて使うのは恥ずかしくなります。

 

このウィッグのツヤですが、高いものだといいのかというとそうでもありません。どんなに高額なウィッグでも、人工毛を使用しているのであれば全くテカリがないということはないようです。

 

ネット通販で「かわいい!」と一目ぼれして購入したウィッグでも、いざ届いてみると家の中の照明で見ても、まるで人形の頭についているような毛・・・。こんなのみっともないから、つけて外には出られない!買って損したと憤慨してしまう話も多く聞きます。

 

このウィッグのテカリ、実は普通に自分で簡単に直すことができます。ウィッグのツヤをなくしてマットにする方法をいくつか紹介しますね。⇒テカリ過ぎないマットなウィッグ

 

ベビーパウダーを使う方法

 

テカリ予防ベビーパウダー

どうしてもウィッグにはテカリが付き物のようですが、そのテカリを抑える方法の一つにベビーパウダーを使うというのがあります。

 

あせもなどの予防に使う普通のベビーパウダーを少量ふりかけて、軽くブラッシングをしてください。これだけでテカリがかなり抑えられます。

 

ベビーパウダーは、ふりかけすぎないように注意してください。ちなみに、ウィッグの艶がなくなったときには、ウィッグ専用のスプレーもありますが、バウダー入りのベビーローションを使うのもおススメです。これを使うと、艶とサラサラ感もでるので、艶消し+絡み予防にもぜひ試してみてくださいね。

 

制汗スプレーを使う方法

 

テカリ予防の制汗剤

上記のベビーパウダー以外にも、テカリを気にならなくする方法には、「制汗スプレーを使う」というものがあります。

 

これは、パウダータイプの制汗スプレー(制汗剤)を吹きかけるだけという簡単な方法です。長持ちはしませんが、なんども吹きかけているうちにテカリがなくなり自然な感じになってきます。

 

パウダーが入っていない制汗スプレーを使用してもテカリ防止にはなりませんから、使用前に確認をしてくださいね。使用するものは制汗スプレー、ベビーパウダーと違うものではありますが、これまで紹介してきたものは小さな粒子を使った対処方法なのでほとんど同じような効果を実感することができます。

 

このパウダーを利用した方法というのがかなりポピュラーで定番のやり方なのですが、ウィッグの毛質によってもその効果は変わってきます。その他にも以下のような方法もあります。

 

サンドペーパーを使う方法

 

テカリ予防のサンドペーパー

工作、DIYで使用するサンドペーパーを使う方法もあります。サンドペーパーは紙やすりのことですが、ウィッグのテカリを消すために使用するのは目の細かいものです。手でサンドペーパーの面を擦っても痛くないくらいの、サメ肌のような感じのもの。

 

このザラザラしている面でウィッグをそーっとなぞります。力を入れると摩擦がありすぎて、ものすごく傷んだウィッグになってしまうので、注意しながら行いましょう。まずは、毛をめくって下の部分、見えない部分から試してみるといいですね。

 

とはいっても、この方法は物理的に傷をつけてしまいますし、その傷が比較的大きいのでやりすぎてしまった場合は、取り返しがつきません。使えないウィッグになってしまいますから、この方法を試すなら最終手段にしてくださいね。

 

柔軟剤で洗う方法

 

テカリ予防柔軟剤

「衣類用の柔軟剤で洗う」という方法もあります。柔軟剤入りの洗剤を使用していると単品での柔軟剤はないというご家庭もあるかもしれませんが、柔軟剤も比較的手に入りやすいすぐに実行できる対処法だと思います。

 

柔軟剤でつやを消す方法のやり方は、生ぬるいお湯に衣類の時と同じ割合で柔軟剤を入れて、30分程浸しておいてから優しく毛が絡まない様に洗い流します。この方法は、ウィッグの大敵である静電気も防げますし、ウィッグの使い始めの独特のにおいも消せて一石二鳥です。

 

また同じような方法では「ヘアワックスを塗る」という方法もあります。ハード系のヘアワックスを塗るのですが、塗り過ぎに注意して下さい。あまりたくさんつけてしまうと後で取り除くのが大変なのであまりお勧めできる方法ではありません。

 

紅茶染め

 

テカリ予防紅茶染め

この紅茶染めという方法はウィッグのカラーを紅茶で染めるという方法なのですが、その結果、テカリが抑えられてマットな感じに仕上がります。

 

しかし、当然なんですがウィッグの色が変わってしまう可能性もあります。ダークブラウンや黒髪であれば問題ないですが明るい色ですとちょっと問題かもしれません。

 

方法は簡単で物凄く濃いめに作った紅茶(飲めないくらいに濃いもの)にウィッグをつけておくだけです。ティーバックでもOKでお鍋などで10分程度煮出して、粗熱が取れたら定着剤として塩を100g程度入れます。(それプラス、酢を入れる場合もあるそうです。)

 

染める場合は24時間〜48時間この中につけておくのですが、テカリを抑えるためならば48時間もつけておく必要はないでしょう。この方法でのデメリットはウィッグによって効果が得られないこともあるそうですし、毛がうねってしまうことがあるそうです。

 

毛がうねってしまうとストレートヘアのウィッグの場合は直すのがうんざりですよね。方法自体も面倒ですから、まず初めに、制汗スプレーやベビーパウダーを試してみてどうしてもだめならこういう方法も試してみると良いかもしれませんね。

 

テカリ予防まとめ

 

いろいろなテカリ防止、予防の方法がありますが、購入時にテカリのないマットな風合いのウィッグを選ぶことで、こういった大変な手間をかけずにすみます。ネットショップでも高品質で自然な見えるようなウィッグを多く取り扱っていますから、慎重に選んでから購入するようにしましょう。

 

テカリ対策の口コミ