フルウィッグをかぶったとき生え際が不自然にならない方法

フルウィッグをかぶったとき生え際が不自然にならない方法

 

見た目が自然なフルウィッグを選ぶ時のポイントには、つむじや分け目などを挙げる方も多いでしょう。つむじ部分や分け目の髪の生え方で、随分印象が変わるものです。

 

さらに自然なフルウィッグを追求するなら、前髪の生え際も気にしておきたいところです。生え際はフルウィッグでは一般的には前髪で隠れる部分ですが、フルウィッグを着用する場合に生え際の悩みを持っている方もいらっしゃるようです。

 

一体どのような悩みがあり、どんな対策をしているのでしょうか。

 

フルウィッグ着用時の生え際って違和感がない?

 

フルウィッグを着用する時、前髪を下ろしたヘアスタイルなら生え際が見えることはあまりないでしょう。しかし、強い風が吹く日などは前髪がめくれあがって不自然な生え際が見えてしまわないか心配になりますよね。

 

また、前髪をしっかり下ろすヘアスタイルだけでなく、様々なヘアスタイルを楽しむためには、生え際が不自然だと気になってしまうものです。前髪を後ろに流したり、前髪の量を減らしたヘアスタイルができれば、フルウィッグの楽しみ方も広がりますよね。

 

中高年の方などでは、ボリュームのある前髪よりも少し薄めの前髪を希望される方も結構いらっしゃるようです。若い方でも、ふわっと軽めで生え際がさりげなく見えるような髪形にするなら、生え際が自然なフルウィッグを選びたいですよね。

 

生え際が自然な見た目のフルウィッグとは

 

生え際を自然に見せるフルウィッグには、どのようなものがあるのでしょうか。例えば、生え際部分に従来のネットではなく、レース素材やスキン素材を使って、生え際から自然に毛が立ちあがっているように見せるフルウィッグがあります。

 

スキン素材はより肌に近く、本物に近い生え際を再現でき、肌への密着度も高いです。ただ、通気性がいいのはレース素材で、肌馴染みがいいのも特徴ですね。

 

こういったフルウィッグは、医療用など高価な物が多いですが、最近では手頃な値段でレース付きのフルウィッグも販売されているので、お値段や用途に合わせて選んでいきたいですね。

 

フルウィッグの自然な生え際を自分で作る方法

 

安価なフルウィッグで髪形のバリエーションを楽しむためには、自分で生え際を作ってしまうという方法もあります。料理に使うクッキングシートと手芸用や木工用のボンド、両面テープを使う簡単な方法が人気です。

 

フルウィッグのあまり必要でない部分の毛を用意し、ボンドを付けたクッキングシートに貼り付けていきます。ボンドが固まるとクッキングシートから剥がれるので、それを生え際部分に両面テープかボンドを使って貼り付けます。

 

失敗してもやり直しがきき、自分で好きなように生え際を作ることができるので、色々な髪形を楽しむことができますね。細かい部分ですが、生え際まで気にして自分なりのフルウィッグを選んだり、アレンジしてみてはいかがでしょうか。